2010年2月11日木曜日

Chasm Bridge 31: ソーシャルメディアで『自己実現』する男の物語。『Crush It!』 著者Gary Vaynerchuk インタビュー #wondershake

本日は本当に大きな学びがありました。

親からは誕生日に、『フリー≪無料≫からお金を生みだす戦略』をサンディエゴまで送ってもらい、当然エキサイト。



そして自分のお気に入りのサイトMixergyにて、Gary Vaynerchuk氏のインタビューに熱中。
誰かになろうとするな。自分を極めろ、お前はお前にしか出来ないことを貫いて、誰よりも賢く努力しろ。そうすれば運命等何でも変えられる。
この同氏の言葉に心は揺れ、頭はスパーク状態。Gary氏の誰が何と言おうと、何が何でも『実現する』という強い意志、圧倒的な自身・ポジティブな姿勢に、最高に興奮しました。自分もまだまだ挑戦してきたいと悟るには十分でした。

そして、同氏の名著:
Crush It!! Why NOW is the Time to Cash in Your Passion』も改めて読み、感動。
今の自分に『喝』を入れる指摘が盛りだくさんでした。

他にもたくさん面白い記事がありましたが、やはり本日はGary氏の記事を是非共有したいと想います。
また『自己実現』という観点から先日のエントリーとも大いにシンクロナイズしていることも意識して:
Chasm Bridge 30: ソーシャルメディアの成功とマズローの5段階欲求モデルの関係性とは? #wondershake

当インタビューのキーポイントをまとめてお届けします。

ソーシャルメディアという議論を超えて、人生の学びが溢れている同氏の話。
どうぞ、お楽しみ下さい。

**和訳 開始**

始めに、Gary氏について簡単な紹介をしたい。



同氏は、FacebookやTwitter等のソーシャルメディアツールをフルにレバレッジすることで、自身の『 Wine Library TV』(ワイン情報に関するビデオブログ)を一躍ウェブ上、現実世界にて有名にさせた。ブログのユニークビジターが1日90,000人を上回ることで、書籍出版の依頼を獲得、TVにて全国シーン登場、そして現在は世界中を講演で飛びまわっている。

何故、Gary Vaynerchuk氏はソーシャルメディア上でここまで成功したのか?

1.先駆者の姿から触発された

2005年の中旬頃から、 Wine Libraryの技術開発者であったEric氏とJohn氏と共に著名ビデオブロガーであったZe Frank氏とAmanda Congdon氏とよく昼休みを共にするようになった。私は初めて、Ze氏が運営していた番組を見たときから、一瞬でインターネットビデオコンテンツ提供が『ブレイクする』ことを悟ったのです。そして幸運ながらもワインに対しては誰よりも情熱がありましたし、私はやると決めたらやり抜く人間だったのです。そして私が誰よりも努力することを厭わなかったので、そのサービスが世界中から注目を浴びることには最初から自信がありました。

2. 私を駆り立てたのは、目の前に広がる『機会』

何が私は駆り立てたか?
私は自分が、マーケットには存在しない新しいことに挑戦していると自負していました。そしてそれが伝説として人々の記憶に残るということも確信していました。実質が問われるビデオブロガーの先駆者として認識されることは嬉しいものです。
そして何より、私はオリジナルで新鮮なことを試みるに興奮をしていましたし、それを誰よりも『CRUSH(貫く)』し、誰よりも努力し、人々のワインに対する常識に革命を起こすことに関しても自信がありました。私はワインの世界を拡大させたかったのです。そう考えると、元はワインが嫌いだった人達が私のブログを見てくれているという現実はエキサイティング以外の何物でもありません。

3.シンプルに始める

私は見えないものを感じた瞬間から居ても立ってもいられなくなり、すぐBest Buyに言ってビデオカメラを購入しました。

帰宅後、開発をリードするEric氏と共にすぐ起動。そしてカリフォルニア産上質のワインボトルを3本掴み、すぐ番組を撮影したのです。情熱があったら『この瞬間』から始める、それだけです。

4.ツールに関しては『選択と集中』

私はそもそもの姿勢として、世界中の人間と出会いたい、繋がりたいと想う人間です。故に、番組をプロモートするために、ソーシャルメディアツールを活用することに対して非常に興奮していました。しかし当時のFacebookはまだ『学生だけの遊び場』で、ユーザに『酒を宣伝する親父』として認識されたくはありませんでした。またTwitterは誕生していましたが、当時はその存在を誰も認知していませんでした。けれども、奇妙かつ面白いことですが、現在流行っているツールを使わずにも私は自分の存在を発信することが出来たのです。私はひたすら自分の活動に関連するブログ記事を購読・コメントを残し、フォーラムにとにかく参加し、受信した全てのメールに誠意をもって答え・・・実行可能な小さいステップをひたすら踏むことで徐々に小規模ながらもファンベースを築いたのです。

5.誰よりも努力をし、誰よりも楽しんだ

正直に言いますが、私は人は『嘘をつく』生き物だと考えています。私はどうしても人々が1日12時間、コミュニティー創りに時間をかけているとは思えないのです。

例を挙げましょう。あなたは私がどれだけのE-メールを打ったかご存知でしょうか?私が人生のどれだけの時間をユーザーとのコミュニケーションに投資したかご存知でしょうか?そしてそれがどれだけの時間を要したかを・・想像を絶する時間です、常識を超える量でした。

私は兄弟と共にサンフランシスコに頻繁に飛びますが、それは家族のことを愛しているからです。しかし、搭乗後は集中力を高めるためにヘッドセットをつけて、フライト終了までひたすらE-メールに答えます。それくらい、私にとってこの仕事は大事かつ、愛するものなのです。

6.オンラインで築いたブランド、現実化へ

私は現実世界でも、人々が依頼を日々持ちかけてくれることで、その『価値』を体感し始めました。
その始まりとしては、『100万円で私のコンファレンスにて是非スピーチをしてくれないか?』というメールが私に届き、そこで『当然です』と私が即答するだけです。
私はこう考えます。
チャンスは、私が『それだけ』を探さなかったから私に来たのです。チャンスではなく、私は自分にとって最も大事なことを探しました。また、その答えとして私は『ブランド構築』を選んだのです。ブランド創りは、ユーザーが大切にする・消費する商品に対して『最大限サポート』を提供することで可能になります。彼らが何を消費していたとしても、私はそれを応援し、そのコミュニティーに参加していったのです。

**和訳 終了**

Gary氏の圧倒的な勢いに、震えた2月10日。

同氏はぱっと見、すごい『自信家』です。そして自らの意見に圧倒的な自信を持って語ります。
しかし、何故ここまで自信をもてるのか? また何故そうすることが、そもそもおかしいと私達は反応的に感じるのか?

それは、おそらく私達の多くが、同氏程の『情熱』をもって、本気に好きで、誰よりもアツくなれる『何か』にハマったことがないから、なのではないでしょうか。

誰よりもワインに対して想いがあったから。
誰よりも人と繋がりたかったから、学びたかったから。

ソーシャルメディアは私達の『成功』を促す決定要因ではありません。
それは、夢をもった人間の『成功』をサポートする存在なのです。


情熱、想い、ビジョン。
それがあれば、今すぐ始めればいいじゃないか。
ぶつかっていけばいいじゃないか。
そこから学んで、人と繋がって、自分が本当に果たしたいことに子供の頃のように『夢中』になればいいじゃないか。

そう強く、強く、感じられた1日。今日はアイデアを寝かしたので、明日からまた本気で仕掛けたいと思います。

心が俄然、アツくなります。

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